健康医療

2008年5月 9日 (金)

Bill Gatesとの会談

Dscn05067日の朝からJakartaへ。Microsoftが主催する「The Government Leaders Forum- Asia」のパネル、“IT and Healthcare”のKeynote Lectureにお招きを受けたのです。日本からも慶応大学副学長でネットと言えばの村井純さん(パネル素晴らしかったです)、広島市長の秋葉さん他、約20人ほどが参加されました。

この会議はMicrosoftがアメリカでスタートさせ、次いでヨーロッパ、そしてアジアでは4年目になるようです。Indonesiaの担当大臣はじめ、ASEAN事務総長のSurinさん(この2ヶ月間で3回も会っています)などの講演のあと、第1日目は3つのパネルがありました。Indonesia大統領、そしてBill Gatesの講演は2日目に予定されていましたが、私は残念ながら1日目の夕方にホテルを出発し、帰国の途に着きました。ちょうど44時間ほど、日本を離れていたことになりますね。

私のパネルのあと、Gatesさんとの会談がセットされていて、先日のGlobal Health Summitのこと、G8を始めとするグローバルな課題、教育や医療の“IT化”の課題などについて話をしました(写真、さすがに周りはピリピリしていました)。
とても切れますね、黙っているときも資料に目を通していました。日本Microsoftの大井川さんの話では、いつももっと気難しそうにしていて、あんな表情のGates氏を見たことがないと言っていました。


2008年4月17日 (木)

アメリカ内科学会日本支部 年次総会

このブログでも何度か紹介していますが、米国内科学会には日本支部があり、日本内科学会が支援してくれています。アメリカ大陸の外では初めての支部で、グローバル時代に相応しい内科医を育てたいというミッションの下、活動しています。例年のように本部から会長のDavid Dale教授(University of Washington、Seattle)が奥様と来日され、4月11日は楽しい夕食となりました(写真1)。

Acojchapter2008写真1 Dale先生ご夫妻と夕食。左からDale先生ご夫妻、桧山先生、宮本さん(事務局長)、上野先生そして私

4月12日の年次総会ではプログラムにいろいろと工夫がされていました。医学生・研修医を対象に「英米的症例討論」が行われ、昼は医学生による「女性医師の活動について」研究発表と討論がありました。これは女性医師によって組織されている委員会のプログラムです。今年の主要テーマは、女性医師の問題、リーダーシップ、メンターなどで、ゲストのDr. Heshiki(平敷さん、元埼玉医科大学放射線科教授、Johns Hopkinsなどで活躍)の力強い講演がありました。

また、臨床研修でも人気の高い千葉県鴨川病院のGremillion先生による「Ichimoku Ryozen:一目瞭然」は例年大人気で、何例かの日本でも特徴ある良く練られた症例と工夫されたプレゼンです。いつもながら教えるのが上手です。お手本にしてください。

今回、日本支部では「Annals of Internal Medicine」をはじめとするJournal の記事を、100人近い会員がネット上ですばやく翻訳し、サイトに掲載、メールで知らせるなどの活動をしていますが、それに対して本部からEvergreen賞が表彰されました。皆さんのおかげです。多くの会員の方たちにも利用され、診療や臨床教育の現場で活用されていると聞きます。ぜひ皆さんも入会してください。

また、Volunteer Awardは「Psychiatry in Primary Care」の活動を広げている井出先生が受賞されました。この10年、特に「欝(うつ)」の増えている日本の現状からも大事な活動です。おめでとうございます、これからの更なる活動を期待しています。

終了後は恒例のレセプション、日野原先生の他に、今年は学生さんや研修医の参加が多くて楽しかったです(写真2)。後で学生さんたちから嬉しいメールをたくさんいただきました。世界を広く体験し、グローバル時代に相応しいキャリアを求めて欲しいです。将来は若者たちのためにあるのですから。

Jpg2008写真2 レセプションで学生さんたちと、これが一番楽しい。(メールをくれた平山君からの写真)


2008年4月 4日 (金)

野口英世アフリカ賞の受賞者発表

小泉総理が2006年5月のアフリカ訪問中に発表した野口英世アフリカ賞は、Africaの健康問題に対する医学的貢献と健康保健への貢献という2つの部門で授与される賞で、Africaだけでなく世界にも注目されている賞です。授賞式はこの5月末のTICAD開催にあわせて行われます。このたび2人の受賞者が決まり、発表されました。私は選考委員長を務めましたが、全員一致の結論が得られてとてもうれしかったです。

医学では英国のGreenwoodさん。医師として30年間もAfricaで活躍、マラリアや各種感染症対策に貢献されました。

健康保健分野ではKenyaのWereさん。この方も多くの反対にもかかわらず、40年にわたって基本的な衛生環環境づくり、特に女性と子供にフォーカスした活動を地道に続け、KenyaそしてAfricaの健康増進に大いに貢献されたのです。

このニュースは世界中で報告され、特に野口英世が活躍した場であり、その支援を惜しまなかったRockefeller大学、WHO、またWereさんの活動の中心のUZIMA Foundation、世界銀行などで報告があげられたそうです。

5月のTICAD、7月のG8サミットへ向けて、日本のリーダーシップに勢いをつける機会になるといいのですが。

以下のサイトは各国でなされた報道や反応です。ご参考まで。

British Embassy in Japan
Ministry of Foreign Affairs

<international organization>
WHO
World Bank
Rockefeller University
Gates Foundation
Rockefeller Foundation
Roll Back Malaria Partnership
London School of Hygiene and Tropical Medicine
PEPFAR
AMREF
Medicines for Malaria Venture
Association of School of Public Health
Global Health Council
USAIDS
Society for International Development
UN radio
University 500 news

<press coverage inside Japan> (English version. There were many articles in Japanese.)
Japan Today

<press coverage outside Japan>
Kenya Broadcasting Corporation
Breitbart
Capital FM
Africa Science News Service
Apanews

Africa News Source
Africa News
The Nations (Kenya)
Medical News Today
Medical Health Articles
Health Care Industry
a2 media group
Med Store News
Latin America News Agency
Kinhua PR Newswire
Institute of Medical Infomation/Medical Library in China
YNCDC in China
Korean Healthlog

それにしても、日本の海外援助の凋落が目立ちますね。1990代は世界一であり、アジアの再興、成長にも大いに貢献したのに、いまやGDPで世界第2の国でありながら、今や米、独、仏、英にも抜かれて第5位、このままではオランダ、スペイン等に次々と抜かれると予測されています。財政事情があるとはいえ、残念なことですね、これは国家の信頼と信用問題です。政策を変えられないのですね。

世界がドンドン変わってきているのに、国内事情ばかりで変われないとか。政治、官僚、産業、学など、それぞれのリーダー的立場の人たち、しっかりしてください。できない理由をいうことは誰にもできるのです。責任ある行動です。


2008年3月21日 (金)

ブレアBlair首相との会見、そして「ブレアプロジェクト」参加へ

3月14~16日、「G20エネルギー、環境担当大臣会合」が幕張で開催されました。

13日の朝はJeffrey Sachs教授とお会いして、先日のGlobal Health Summitのこと、Bush大統領がAfrica訪問中に発表された、AfricaのHIV、Malaria、結核以外の感染症への支援に関する発表などを受けて懇談しました。いろいろな形のODA貢献や、目に見え、成果の挙げられる貢献、資金援助のあり方などです。夕方からはColumbia大学の上海会議があり、私もお招きを受けていましたが今回は残念ながらご辞退しました。

その後すぐにGIES 2008に参加。これが第3回目です。GIES 2007は去年6月に開催され、私の「Innovation 25」の話もwebcastで聞くことができます。

14日朝は、「G20」に参加している英国のMalcolm Wicksエネルギー大臣と会談。15日の午前は去年まで英国首相であったTony Blair氏と会談(写真1)。Blair氏はこの日の朝に「G20」で基調講演を行っていて、気候変動に関するG8 Summitの政策、中国政策、そして他の途上国への対応等について意見交換をしました。彼は2005年のGleneagles G8 Summitで始めて気候変動を主要テーマにしたのです。だからこそBlairさんは、フォローアップの努力を今も続けているのです。Davos会議もよく活用していて、今年行われた福田総理の講演の座長もしました。チームを作って活動を進めるとのことで、今回から私もそのチームに参加することになりました。楽しみです。Blairさんはこの後に北京、New Delhiと訪問予定で、その間にもスタッフとメールで、早速やり取りをはじめています。また、忙しくなりそうです。

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写真1 Tony Blair氏と




16日の午後は、環境省、東京都などと日本経済新聞主催の「温暖化シンポジウム」で昼食会(写真2)。その後、Blair氏の基調講演、さらに鴨下大臣、石原都知事などのパネルが行われました(写真3)。詳細はいずれ日経新聞に出ると思います。

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写真2 昼食会で、左から、私、首都大学長西沢さん、並木環境大臣政務官、Graham Fry在日英国大使、Blair氏、石原都知事



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写真3 左から鴨下環境大臣、Blair氏、石原都知事




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写真4 Fry在日英国大使と、講演会の開始前に


2008年3月13日 (木)

「国際保健で主導権発揮を」・「イノベーションの課題」

日本経済新聞(2008年3月11日)に掲載された記事「経済教室 国際保健で主導権発揮を」を、記事講演録一覧に追加しました。

 「経済教室 国際保健で主導権発揮を」

2007年10月18日に開催されたエンジニアリングシンポジウム2007での講演録を、記事・講演録一覧に追加しました。

 「イノベーションの課題」
 

その他の記事・講演録等はこちら ≫≫≫


2008年2月27日 (水)

Global Health-2

2月16日の午前は、私たちのNPO Heath Policy Institute(HPI)が例年行っている「医療政策サミット」を開催しました。理事や顧問の方たち、それから普段からお世話になっている方々をお招きして、わが国の医療制度をめぐるセッションを行いました。

そして午後は、これまで3年間のHPIの活動の経過を踏まえ、「Global Health Summit: Advancing our promises for TICAD/G8 and Beyond」というテーマで、国際会議を開催しました。司会はNHKの道傳さんです。

基調講演は小泉純一郎元総理の「健康と環境」というテーマでした。さすがにお話が上手くて、皆さんを惹きつけていました。原稿なしで、時間はきっちり30分。脚気から、食生活の変化、長寿社会となった日本、そして「変人」は“eccentric, crazy”ではなくて“extraordinary”という話、三浦安針・William Adamsと壊血病の知識、2日前に宮古島へ行って見たサトウキビから作るバイオエタノールと石油業界からの抵抗の話等々。参加者の半分は海外の方でしたが、素晴らしいオープニングでした。

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写真1 小泉元総理の講演




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写真2 世界銀行のPhumaphi副総裁







緒方貞子さんはアフリカへご出張中で、ビデオで挨拶をされました。ついで世界銀行副総裁の一人Phumaphiさんの講演、パネルはDevelopment Bank of South Africa、そしてGAINを率いるJay Naidooさん(今年のダボスでBonoたちと行ったセッションでお会いしました)、このブログで何度も紹介しているGates財団のDr. Tachi Yamada、マラリアにすばらしい効果を挙げている蚊帳(Olyset Net)で世界的にも有名な住友化学の米倉社長、日本の本格的なNPOの元祖ともいえる日本国際交流センター山本正理事長、そして世界銀行のWashington DC本部で活躍している前田明子さんという豪華なメンバーで、実りの多い議論が進みました。多くの日本の方たちにはアフリカでの日本の貢献など、新しいことも多かったと思います。そして、外務省の鶴岡審議官がTICAD、G8サミット等への日本政府の考え方等について話をしました。締めくくりはサミットの開催地である洞爺湖が地元の、民主党 鳩山幹事長からのビデオメッセージでした。

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写真3 パネルで、手前からNaidooさん、Yamadaさん、米倉さん




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写真4 パネルで、手前から道傳さん、前田さん、山本さん




それぞれがGlobal Healthを考える世界のリーダーたちです。Naidooさんは日本が大好きという13歳のお嬢さんを初めて日本に連れてこられたということでした。

レセプションも大いに盛り上がり、TICAD、G8サミットの主催国である日本への期待の大きさが感じられました。

翌日17日(日)は、G8 NGO Forumの主催で、日本でGlobal Healthの分野で活動をしているNGOの方たちとの意見交換の場が設けられ、これも実り多いものでした。

いつも言っていることですが、今年の日本は5月のTICAD、7月のG8サミットと、世界の注目を集める大事業があり、特にG8サミットは日本での開催が最後になる可能性が高いと思います。そういった面でも、今回の会議は大変にタイムリーで、実りの多いものだったと思います。

HPIという独立したシンクタンクが、世界銀行、外務省、財務省、厚生労働省、Gates財団等と協働して会議を開催することは、必ずしも官主導ではない形で政策にかかわる、開かれたプロセスです。グローバル時代の日本の方向性を垣間見せたような会議であったと感じます。

参加して頂いた方たちに心からお礼申し上げます。また企画・運営に参加した人たち皆さん、ご苦労様でした。

(写真撮影:工藤 哲)


2008年2月25日 (月)

Global Health-1

グローバルな世界では、超大金持ちが出る一方で、貧しい人たちは、極めて貧しくなります。今、世界の66億人の約20%が超貧困“extreme poverty”で、これらの環境にある人たちは、出産時の母親の死亡率も高く、乳幼児死亡率、そして5歳までの死亡も高いのです。

毎年数百万の人たちが飢餓、そして栄養失調とそれにかかわるいろいろな病気で命を落としています。特にアフリカと南アジアの貧困は悲惨なものです。気地球温暖化の意識の変化とともに、バイオフュエルの生産が増え、とうもろこしや小麦の値段が上昇し始めています。世界はとんでもない危機的な方向へ進みつつあります。「2C」=「Climate Change」と「3F」=「Fuel, Food, and Feed」は、貧困に窮する人たちへの影響が極めて大きいのです。これらがグローバルな人間社会に大変化をもたらしつつあります。

2月15日には「Global Health: Under-Nutrition」をテーマにして世界銀行、Gates財団、厚生労働省、財務省、外務省等の後援をお願いして会議を開催しました。Gates財団のGlobal Health InitiativeのPresident、Dr. Tachi Yamadaと私が、それぞれclosing remarkとwelcome remark を行いました。昼食時にはGhanaの厚生大臣の素晴らしい講演がありました。

また、医学界の超一流雑誌であるLancetが、今年1月から世界のNutritionの特集を始めました。できるだけ多くのEvidenceに基づいたデータから、問題を見つけ、何を、どうしたらいいのか、ある種のデータ作りでもありますが、どのような行動を起こせるかが課題ですね。

日本はモンゴルにヨード入り食塩を配布するなど、日本らしい、草の根ODA運動をしています。

学校給食はいいのですが、生またれての1~2年間の栄養、必須要素の補給(ヨード、鉄等々)が大事なのです。特に生まれて6ヶ月は母乳を基本とするべきで、1~2歳のころに摂取する栄養が少ないとその後で、学校の成績はどうしても悪いとか、社会人になっても仕事がない、あまり稼げない、収入は低いといった社会的地位が固定することになるのです。いろいろと子供たちにはかわいそうな結果が多く、国民の生産性に大きな影響を与えることからも、これらの栄養に対する対策は大きな問題なのです。

この一日の会議では啓発されるところも多く、なかなかよかったと思います。

明日は2日目です。


2008年2月14日 (木)

国境なき医師団

国境なき医師団(MSF:Medecins San Frontieres)のことは皆さん聞いたことがあるでしょう。この医師団は1971年にできたのですが、もともとはその前からフランスにある救急医療制度(SAMU)から発展したもので、そのきっかけとなった一つがBiafra, Nigeriaの大飢餓だったそうです。1999年にはNobel Peace Prizeを受賞しています。立派な活動で、日本の医師たちも数多く参加しています。

2月1日のことですが、この医師団の立ち上げに関わったDr. Xavier Emmanuelliが、同僚のDr. Tartiere、そしてFrance大使館のY. Miauxさんたちとお見えになりました(写真1)。話題は、いろいろと広がりましたが、日本でのホームレスにも関心がおありで、山谷に行かれたそうです。

Msf04写真1 Dr. Xavier Emmanuelliと。左はDr. Tartiere、中央はMiauxさん、左にFrance大使館のスタッフ

私的なことで恐縮ですが、私の娘はアメリカで医師をしていますが、2006年4月から6ヶ月間、Liberiaの奥地へMSFの活動で行っていました。医師は彼女一人で、電気も1日2時間程度しか使えないのです。この国は2005年11月に選挙が行われ、初めての女性大統領 Madame Ellen Johnson-Sirleaf(2007年のダボス会議でお会いしました)が選出され、ようやく治安が回復し始めていた頃でした。MSFは現地の安全はある程度確認したうえで医師を派遣するのですが、娘もよくも行ったものですが、何事もなく無事に戻り、ひと安心。得がたい経験をしたといっていました。そこでは日本の若い人たちにも会うことがあったそうです。日本の若者も捨てたものではありません。

私もその年の6月にKenyaのNairobiに行きました。今、暴動で話題になっているNairobiのスラムKiberaに行ったのですが、その時は、ホテルから携帯電話で「Liberiaはどうか」と話し、メールのやり取りもしました。便利なものですね。


2008年1月17日 (木)

WHOコミッション、WHO神戸センター、グローバルヘルス

16日から、WHO Kobe Centerで行なわれているWHO Commission for Social Determinents of Health(CSDH)の会議に来ています。Kobe CenterはCSDHの1つのハブとして機能していて、今回も16人のCommissionersが参加しています。2005年の3月にスタートしたCSDHについてはこのブログでも何度か報告しましたが(北京VanacouverGenevaNairobiなどから)、今回が10回目で最後の会議となり、最終報告を6月に提示する予定となっています。

今回WHO Kobe Centerで会議が開催できたのは、まだ2週間程しか経っていませんが、2007年12月まで所長を務めた元厚生労働省局長の岩尾さんのおかげです。新しく所長に就任されたクマレサン氏にとっても、就任直後の大きな初仕事となってよかったと思います。16日の夜に行なわれたレセプションには、岩尾前所長、クレマサン新所長、兵庫県知事、そして神戸市長なども出席されました。そして、今日17日は阪神淡路地震から13年目となる日。この大震災の被害を受けて、その翌年にこのWHO Kobe Centerができたのです。

CSDHの会議はこれが最後ですし、日本での開催は今回だけになります。今年は日本がTICAD、そしてG8サミットという世界から注目される会議を主催する年であり、また国連のMDG(Millennium Development Goals)の中間年でもあります。“Global Health”は大きな世界的アジェンダの一つです。昨年11月には高村外務大臣も講演でその意義を述べられていて、その講演の内容はLancetにも掲載されました

今年は日本にとって、世界からとてつもなく注目される年であるのと同時に、責任の重い年でもあります。なのに、年末も正月も株価は下がり、なんだか相変わらず内向きのままの沈滞ムードに感じませんか?そんなこともあって、今月末のダボス会議には福田総理も出席され、演説をされることになっています。明日(18日)の所信方針演説、そしてダボス会議の演説と、官邸のスタッフも大変です。

こうした意味を踏まえて、今回はCSDHのCommissionerの皆さんに、まず15日に東京に来ていただき、午前中に福田総理と高村外務大臣を表敬訪問。そして午後には舛添厚生労働大臣を迎えて、「Global Health as Global Agenda」という国際会議を開催しました。

内向きになりがちな日本の方たちへ、もっと世界の問題へ目を向けてほしいという一つの試みでしたが、200人ほどの熱心な方々が参加され、盛会となりました。基調講演もパネルも、みなさんとても素晴らしかったです。Commissionerの方々も大変喜んでおられました。

私もCommissionerの一人として大変嬉しく思いました。皆さんのおかげです。ありがとう。


2008年1月11日 (金)

ニューヨークから

ニューヨーク(New York City, NYC)に来ました。アメリカ最初の科学アカデミーであるNew York Academy of Scienceを訪問する為です。この何年かお付き合いしていて、去年移転した新しいオフィスに伺いました。会長のEllis Rubinstein(写真1)のオフィスは、9.11の起きた“グランドゼロ”の隣にあるビルの40階。“グランドゼロ”を直下に見下ろすことができる場所です。朝8時半から約45分間のインタビュー。10時からは、「Scientists Without Borders」(写真2)という新しい企画の評議会が行なわれました。聞いたことのあるような名前じゃないでしょうか?そうです、「国境なき医師団(Doctors Without Borders)」から取った名前です。同じようなミッションを考えているのです。私を入れた12人ほどがAdvisoryメンバーとなっています。

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写真1 Rubinstein会長と彼のオフィスで
(彼の奥様、Dr. Joanna Rubinsteinさんは、Jeffery Sachs氏が推進するプログラムのExecutive Directorをされていて、この日はDr. SachsとEthiopiaにいるようです)


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写真2 Advisoryに参加のメンバー、NYASスタッフと



AdvisoryメンバーにはKenyaのDr. Wakhunguも参加されています。ご存知かと思いますが、Kenyaは大統領選挙の直後で、不正の疑いがあるなどとして大騒ぎが起こっています。特にキベラスラムなど、大変なことになっていると報道されていたので状況を聞きましたが、本当に大変なようです。2006年6月のブログにも書いたOlympic学校2007年10月のブログでも触れています)も焼かれてしまったそうです。なんとか復興させたいですね。

また、昨日のWashington DCでもお会いして、ブログでも紹介したDuke UniversityのVictor Zhauさんも、このAdvisoryメンバーに参加していて、今日も一緒です。昨年10月にもご紹介したIntl AIDS Vaccine Initiative(IAVI)Dr. Seth Berkleyもメンバーの一人で、実体験に基づくアイデアをいろいろと出してくれます。3時間延々とBrain Stormingをし、このICTの時代、登録方法を含め、いろいろな可能性と運営方法、資金等、課題がたくさんありますが、いい勉強です。Columbia大学医学部M.D.-Ph.D.コースの学生(ご両親と一緒にインドから移ってきたそうです)も一人参加しています。若い人たちも参加させながら、このような新しい企画を作っていく。なかなかいいですね。時間がかかっても立ち上げたいです。

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写真3 NYASの受付に置かれたDarwinの胸像の前で、NY総領事館の三浦副領事と




午後は「Foreign Affairs」で有名なCouncil of Foreign Relationsへ。なんと昨日、以前にも紹介したGates財団のTachi Yamadaが、「Global Health」の講演をしていたのでした。私もWashington DCの世界銀行で同じテーマの講演をしていたのですから、偶然とはいえ面白いものですね。あとで早速メールしておきました。目的はこの「Foreign Affairs」2007年1・2月号に、「AIDS援助プログラムには実に無駄が多い」と指摘する素晴らしい論文を書いたSenior Fellow for Global HealthのLaurie Garrettさん(写真4)に会うためです。私はこの論文に注目して、今年の5月に横浜で開催されるTICADにあわせて第1回の受賞式が行われる、小泉元総理の提案で始まったNoguchi Hideyo Africa Prizeの選考委員になっていただいたこともあり、そのお礼も兼ねて意見交換に来たのです。

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写真4 Laurie Garrettさんと




ニューヨークも暖かいです。この街には独特で不思議な魅力がありますね。

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写真5 NYCの街角で




続いてRockefeller財団を訪問です。Managing DirectorのDr. Ariel Pablos-Mendez(写真6)に会いにいきました。彼が主催した会議の報告書、「Pocantico II:The Global Challenge of Health Systems」に注目し、意見交換に来たのです。Rockefeller財団の会長、Dr. Judith Rodinからは、「どうしても時間が合わなくて・・・」、というメッセージが残されていて、残念ながら今回は会えませんでしたが、2週間後に行なわれるダボス会議で会えることでしょう。

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写真6 Dr. Ariel Pablos-Mendezと




Dr. Rodinは、1994年にIvy Leagueの大学で初めて女性の学長になった方です。私のアメリカでのキャリアが始まったPennsylvania大学の学長としてです。今では、Ivy Leagueの8校のうち、4校(Princeton、 Pennsylvania、Brown、Harvard)で、女性が学長をされています。日本はどうでしょう、私はくどいぐらい繰り返し発言し、プッシュしているのですけどね。

彼女の前のポストはYale大学のProvostだったのですが、何度か紹介していますが、現在のCambridge大学のDr. Allison Richard、MITのDr. Susan Hockfield等も、その前職はYale大学のProvostだったのです。偶然ですかね?これはYaleの人を見る目が素晴らしいうということでしょうか。

この日はNew Hampshire州でアメリカ大統領の予備選挙が行われ、クリントン候補がIowa州での負けを取り返し、Obama氏と1勝1敗になりました。初の女性大統領となるのでしょうか。

この2日間の訪問と講演の主な目的は、今年1、2月に東京で開催されるGlobal Health関係の会議(WHO、世界銀行、Gates財団、NPO医療政策機構、日本政府などが関与しています)への準備と、それらを通して、TICAD、そしてG8サミットへの広報とその準備という面が大きいです。

夜は、午前中に一緒だったDr. RubinsteinとDr. Berkeley、そして今年の夏に東京でお会いした、今はColumbia大学大学院、School of International and Public Affairsで勉強している中曽根君を呼んでSohoでディナー。彼はとても素晴らしい若者です。世界を目指して大いにがんばってほしいですね。名前から感じたかもしれませんが、そうです、中曽根康弘前総理のお孫さんで、お父さんは中曽根弘文参議院議員です。

9日の朝、JFKAirportから帰国の途につきました。


2007年12月10日 (月)

久しぶりのCalifornia-1、UCLAから

12月は4日からCaliforniaへ。まずUCLA時代の恩師、Kleeman先生(写真1)ご夫妻とWestwoodのNapa Valley Grilleで昼食。その後、UCLAが新たに設立したCalifornia Nanosystems Institute(CNSI)へ(写真2)。ここはまだ全開ではありませんが、いくつか活動が始まっています。東京大学や、つくばの材料研究所などとも共同研究が始まるようでうれしいことです。ちょうど九州大学Silicon Valley OfficeのProf. Matsuiも来られていました。ここで行われる研究は、医学、工学、化学などの共同作業ですので、ちょうどこれらの学部に囲まれた真ん中に研究所が立っていて、研究者の参加システムにもいろいろ工夫が仕込んであります。このNano Tech CenterはBioとの連携が主眼で、Nano材料に主眼を置いているUniv. of California Santa Barbara(あのBlue Diodeの中村修二さんがスカウトされたところ)との連携も組んでいます。何人かの研究者と懇談、お二人の日本の方にもお会いしました。面白い研究をしています。それぞれ研究に携わってほぼ10年と20年のになるそうです。がんばっていますね、嬉しいです。

翌5日は医学部長のGerald Leveyさん(写真3)を訪ねました。本当に久しぶりです、12、3年ぶりでしょうか。お互いに健闘を祝し、1時間ほど話し込みました。その後、小児科のMcCabe教授(写真4)と面談。慈恵医大小児科の衛藤教授の友人でもあり、同じ小児遺伝学分野を専門にしています。以前いたColorado大学時代からDoublestrand Ranchで馬を育てているのだとか。優雅というか、スケールが大きいというか、うらやましいですね。

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写真1 恩師のKleeman先生と




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写真2 UCLA California Nanosystems Institute(CNSI)で




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写真3 Dr. Gerald Levey医学部長と




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写真4 Dr. McCabe、Dr. David Lundberg(UCLA-CNSI国際連携担当)と




やはり、長い間お世話になった大学は懐かしいですね。戻っておいでよと呼びかけているようなCaliforniaの突き抜けるような青い空、どこまでも明るいキャンパス、大学の町Westwood、どれもこれも懐かしい、戻りたいなぁ、という24時間でした。

飛行場へ向かい、San Franciscoへ。ところが、フライトが2時間ほど遅れて、San Francisco到着は5時半でした。


2007年11月26日 (月)

Alexandria図書館で日本アラブ会議

11月19日、夕方に羽田から関空へ。そこからDubaiに飛び、さらにAlexandria、Egyptにきました。それにしても、4週間で3回目のDubai空港です。20日の11時30分に現地に到着、そのまま図書館へ向かいました。このAlexandria図書館2,300年前にできた世界で初めての学術アカデミーあり、素晴らしい建築物も5年前に再建されました。私の友人でもある図書館長Serageldin氏のリーダーシップの下で内容も急速に充実し、素晴らしいプログラムをたくさん提供しています。私も3年前からこの図書館の理事、Board of Trusteesを務めており、毎年春に行なわれる理事会にはご当地に来ています。

図書館に到着して時間ぎりぎりでしたが、まず1時からHelal高等教育科学技術大臣との面会。何度もお会いしていますが、もともとは学者で、素晴らしい方です。日本の支援は相当なものですが、最近ではオペラハウスも建設され、さらには日本の支援による科学技術工科大学設立の企画もあるようで、大変うれしいことです。Helal大臣との面会では、特に学術交流を中心にお話しました。

Egypt01写真1 図書館のテラスで

今回の目的である日本アラブ会議は、日本側が120人程度、アラブ側が150人程度の参加となりました。政治、経済、科学技術、環境、医療、文化、芸術等の広い分野の課題と交流について、全体会議、分科会などに分かれ、なかなか活発な議論が行われました。日本からは団長が中山太郎議員、ほかには尾身幸次議員、小池百合子議員がおられ、財界では根本二郎日本郵船名誉会長、梅田貞夫鹿島建設会長など、学術界では中東政治では大活躍の山内昌久教授、外務省環境担当の西村大使、また映画の山田洋二監督は「たそがれ清兵衛」が上映されることもあって来ておられました。私は、環境、水についてのパネルの司会、ほかのいくつかのパネルにも出ました。アラブ側代表にも何人かの知人も来ていてうれしかったです。

前からお会いすることになっていたのですが、なかなか時間が合わない有馬龍夫日本政府代表。ここ何年かは中東担当専門になっておられるようですが、久しぶりにお会いしてゆっくりお話しする機会のあったことが収穫でした。政府関係では、外務省からは駐Egyptの石川大使は言うまでもありませんが、元駐Egypt大使の片倉、須藤氏のお二人も参加され、このようなことは珍しいという話もありました。また、在モロッコの広瀬晴子大使(UNIDOでNo.2として活躍していた森山真弓議員のblogでも紹介されています)もこられました。さすがに長く国連関係のお仕事をされているので、ちょっとしたご意見でも国際的センスがすぐにわかります。

Egypt02写真2 Hernan Palestine Hotelで。右から、石川薫大使、須藤隆也国際問題研究所軍縮センター長(元エジプト大使)、山内昌之東大教授、道傳愛子NHK解説委員、わたし、沼田貞昭国際交流基金日米センター長(前カナダ大使)、杉山晋輔外務省中東アフリカ局審議官


中東地域は、日本としては宗教的な対立はないし、従来からよい関係を築いているわけで、これからも大いに相互交流を推進すべき地域です。日本の交流はもっぱら石油関係が中心、アラブも日本のことをあまり知らないのではないか、というのがお互いの基本の共通認識で、もっともっと各分野での交流を広げるべし、ということで意見が一致していました。さらに環境、クリーンエネルギーや水問題などでは日本の貢献は計り知れないという点でも一致していました。

21日の夜、カイロのテレビでは、小池百合子議員が一時間ちょっとですが、1対1のインタビューに出演しておられました。流暢なアラビア語で、時々「Global warming」や「CoolBiz」などの言葉が出ていましたが、たいしたものですね。現地では、10年前から砂漠に植樹が進められており、もう1万4000本にもなるそうです。今年はカイロ大学100周年ということです。カイロ大学卒業生の小池議員はこちらにも多くの友人、有力者とも個人的なつながりがあり、感心させられます。

帰路は22日の昼に出発。Dubaiでは5時間ほどの時間があったので、街に出てMs Lama Farsakh(写真3)さんと夕食。Palestineの方で、ご主人はEgyptの方、娘さんがお二人。特にIsrael-Palestine問題についていろいろと話を伺いました。

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写真3 Ms. Lama Farsakhさんと

仙台市とFinlandは姉妹都市/国、高齢社会を討論、そして日本では女性の活躍は未だし

11月12日の週は、13日(火)にFuture Innovation Forum、14日(水)は英国大使館でSir Martin Wood賞授与式、15日(木)は生活習慣病について、連日講演する機会がありました。

仙台市はFinland国と連携しており、16日(金)には仙台で、両者主催による「高齢社会」をテーマにしたシンポジウムが行なわれました。お互いに悩みは大きいようです。在日Finland大使、仙台市長の梅原克彦さん(元経済産業省)もご挨拶にこられました。副市長の一人(3人いて、2人が女性です)の岩崎恵美子さん(医師で、Africaなどへも出かけていたそうです。市長がリクルートしたとか、素晴らしいですね)の司会で、私とFinlandの方が基調講演を行いました。日本では少子化、そして女性の社会進出も大きな問題なのですが、ちっとも動きがありません。女性の活躍に関しては、Finlandと日本は対照的です。

午後は東京で朝日新聞科学部50周年の講演会「科学技術と国家」に向かいました。立花隆さん基調講演「前門の虎、後門の狼」の後、パネルに参加。

翌日はまたまた仙台へ。東北大学が主催する「第6回男女共同参画シンポジウム」で、大隅典子さんのお招きですが、今までで男性の基調講演は初めてとのことです。パネルはそうそうたる方たちでした。有本建男さん(JST社会技術研究開発センター長)によると、東北大学初代学長の沢柳政太郎は、前例のなかった女性入学を認めるなどして、開学に当たって文部省からクレームもついたことがあったそうです。

東北大学では、Science Angelsなどといった女性研究者の応援プログラムがあります。今回もまた「第5回沢柳賞(東北大学男女共同参画奨励賞)」の発表と授賞式、そして第3回受賞者の発表などがありました。皆さん、素晴らしいお仕事をされていますし、晴れやかでした。皆さんおめでとうございます。このときの雰囲気は東北大学のサイトで紹介されています。楽しんでみてください。

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写真1 沢柳賞受賞の方々と

日本は人間開発(Human Development Index)、女性開発指数(Gender Development Index)はともに世界でもTop10(UNDPなど)に入るほど高いのですが、Gender Empowerment Indexになると、UNDPでは75ヵ国中43位。最近のWorld Economic Forumでは128ヵ国中91位なのです。女性の能力を生かせていないのは、本当に残念なことです


2007年11月22日 (木)

捨てなくてはいけないこと

しかし忙しいですね、この1週間も。ちょっと考えてしまいます。何故なのか、と。

中東から6日(火)の夜に帰国して、翌日からは通常の連絡とか、ブリーフィングとか、いろいろな方たちにお会いするのは必要があるからで、これらは当然です。

7日(水)の午後は養老孟司さんとの対談ビデオ撮り(これについてはまた説明します)、夜は講演で、「イノベーション・クーリエ事業の発会もあったので、これは引き受けました。一ツ橋大学の米倉さんと一緒でしたが、さすがでした。

8日(木)の朝は、私の主宰するNPO Health Policy Institute定例朝食会に遠藤久夫先生をお迎えしました。午後はたくさんの方にお会いして、仕事の打ち合わせ。夕方からは東京大学のPresident Councilのレセプション、中国、韓国の10校余の大学長、また中国の文部副大臣もいらっしゃって、盛況でした。東大総長の小宮山さんはとても積極的で、外へ外へと発言し、行動しています。

翌日、9日(金)は東京大学のPresident Councilの会議。久しぶりにHarvard Business Schoolの吉野先生にもお会いしました。私のメッセージの方向に議論は進んで行くように感じますが、なかなかスピードがね。致し方ないとはいえ、なんとも歯がゆいです。夜はUCLAの同窓会。岡田さんのリーダーシップで参加者も増えて、活気が出ています。若い人たちがどんどん参加して、一緒に準備しているようです。

10日(土)は朝から雨。安田講堂での東京大学130周年記念行事に出席しました。これにあわせてPresident Councilを開催しており、海外からも何人かメンバーとして参加されていました。Nobel賞受賞者の江崎、大江、小柴の3先生のパネルもありました。

11日(日)ですが、上智大学での環境問題のセミナーで鴨下環境大臣とともに、基調講演をしました(写真は鴨下大臣と奥様)。講演の前後に素敵なハープ、チェロ、ヴァイオリンの演奏があり、いい雰囲気でした。私はガンジーの言葉、‘the earth can meet our need, but not our greed’を紹介して講演を終えたのですが、これも喜んでいただけたようです。

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毎週のことですが、この1週間も忙しかったです。思い切って何かを捨てる、やめないといけませんね。


2007年11月 1日 (木)

世界に発信するイノベーションを目指せ

万有製薬株式会社 デビッド・アンスティス社長とのインタビュー記事が日本経済新聞に掲載されました。

 世界に発信するイノベーションを目指せ


出典: 日本経済新聞 2007年10月18 日(朝刊)18 面


2007年8月 6日 (月)

新健康フロンティア戦略

先日紹介しました「医療白書 2007年度版 医療崩壊から、再生への“新しき潮流”-日本の医療を救う国民の選択」から、私が書いた部分を一部見られるようにしました。下記よりPDFをダウンロードしてみてください。

 第2章 健康国家の将来像を提示する「新健康フロンティア戦略」


2007年7月17日 (火)

ACP Japan Chapter Spring 2007


 ACP Japan Chapter Spring 2007(American College of Physicians 日本支部)-支部長からのメッセージ-


出典: ACP Japan Chapter


2006年11月 9日 (木)

日本の生命科学はどこに行くのか


 日本の生命科学はどこに行くのか
 第1回 科学という「国境なきツール」を生かした国のビジョンを


出典: 月刊 「世界」 第735号(2005年1月号)


2006年10月28日 (土)

国民も医療費無駄遣いの自覚を


 「皆保険制度は万能ではない」 国民も医療費無駄遣いの自覚を


出典: 週刊東洋経済(2006年10月28日)


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