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2008年4月 2日 (水)

グローバルヘルスの未来のリーダー達を迎える

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日本医療政策機構で以前私のアシスタントを勤めてくれていた坂野君が、今Harvard大学のSchool of Public Healthで学んでいます。その坂野君が先日、約30名ほどのクラスメートを伴って一時帰国し、第1日目のウェルカムスピーチを私にと誘ってくれました。スピーチを始めるにあたり、彼らが2007年のハーバード大学卒業式でビル・ゲイツが行ったスピーチや、2005年のスタンフォード大学卒業式でのスティーブ・ジョブズのスピーチを、読んだり聞いたりしたことがあるかどうか聞いてみました。意外なことにと言うべきかどうか分かりませんが、ほんの一握りの人たちしか手を挙げませんでしたので、インターネットという文明の利器で是非そのスピーチを探すように勧めました。ゲイツもジョブズもこれら少数の選ばれた学生達に、未来のキャリアの可能性について非常に情熱的かつ感動的なメッセージを送っていたからです。

その後、グローバルヘルス、MDGやその関連事項など、彼らが取り組めるまたは取り組むべき問題について語り、1時間の間、皆でとても楽しく有意義な意見交換をして過ごしました。後日イラクの学生が母国の現状と彼のキャリアについて胸を打つメールをくれたので、私からも共通の目標に向かって頑張るよう励ましの返事を送りました。

Harvardsph030801写真 集合写真

この後、彼らは1週間くらいをかけて色々と見てまわる予定との事で、広島の原爆記念館を訪問する際には広島UNITAR所長のNassrine Azimiさんに会うように強く勧めました。彼女は私が今までお会いした中でも最も知的で人を鼓舞する力を持った方です。彼女のオフィスに電話を入れてみたところあいにくタイにご出張中でしたが、週の終わり帰国され、広島で彼らと会って下さいました。坂野君からは短い時間とは言え、原子爆弾を含む多様な問題について彼女と話すことができてラッキーだったと、皆大変喜んでいたというメールが来まして、同時に彼女からも御礼のメールが届きました。予期せぬ出会いはしばしば何か新しいことの始まりへの第一歩となるものですが、この出会いも学生達の誰かにとってはそのようなものとなるに違いありません。


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