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2007年10月15日 (月)

UNESCO-L’Oreal賞、素晴らしい女性科学者たち

L’Orealという化粧品企業があります。UNESCOと行なっている、素晴らしい女性科学者を表彰するUNESCO-L’Oreal賞の選考委員として招聘され、4日の朝、パリに来ました。

ホテルは凱旋門や日本大使館、日本のOECD事務所などにも近いHilton。昼はUNESCOの近藤大使と公邸でお食事、日本学術会議時代から知り合いの秋葉さん、新任の坂下さん、そして、今年の5月にもご紹介した世界的な建築家のバンシゲル(坂茂)さんもパリにいたのでご一緒(写真1)しました。今は、国際コンペで勝ち取った第2ポンピドーセンターの建設で毎月2週間ほどはパリにいるそうです。

近藤大使は文化にも造詣が深く、「パリ マルメゾンの森から-外交と文化に関する24のエッセイ」という本も出しています。また、大方の予想を覆して、今年6月のUNESCOの会議で石見銀山世界遺産に選ばれたことにも深く関わっておられます。環境という点が高く評価されたのです。これは時代ですね。この6月末の会議に近藤大使がNew Zealandへ向けてパリCDG空港を出発する夜、私もちょうど東京への最終便を待って空港にいましたので、つかの間でしたが夕食をご一緒しました。

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写真1 右から坂さん、私、近藤大使、秋葉公使




5日はL’Oreal賞の選考委員会が開催され、委員長は1999年に医学生理学の分野でノーベル賞を受賞されたGünter Blobelさんで、審査員にはいままでの受賞者が何人もいらっしゃって、素晴らしいメンバーでした。UNESCOからは旧友のNaleczさん(Poland出身)が担当として出席していました。3年ぶりでしょうか、久し振りにお会いしました。一次選考の上で推薦されてきたのは、5つの地区(North America、Europe、Asia-Pacific、Latin America、Africa-Arab)の各地区の候補者5~10人で、素晴らしい方ばかりで難しかったです。活発な議論の結果、最終的にそれぞれの地区で一人ずつ、5人が選ばれました。結果はL’Oreal賞のサイトでみてください。来年3月にはUNESCO-L’Oreal賞は10周年を迎え、パリでは授賞式とともに盛大な事業が企画されているようです。これまで日本人の受賞者には、岡崎恒子さんと日本学術会議や科学ジャーナリスト協会賞の選考などでご一緒する米沢富美子さんがいらっしゃいます。

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写真2 Naleczさんと




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写真3 選考委員会の様子




夜はRadio France Philharmonic Orchestraのコンサートに出かけました。Gustavo Dudamel指揮、Leif Ove Andsnesのピアノ、ここはMyung-Whun Chungが監督です。曲目はBrahmsのConcerto for Piano with Orchestra 第2番でした。演奏終了後、休憩時間で失礼し、パリCDG空港へ。前回、近藤大使とCDG空港でお会いした時と同じ、23時30分発のAir France便で帰国の途につきました。

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写真4 夜のオーケストラ




しかし、このL’Orealも世界的規模の上手な広報戦略ですね。グローバル時代には特にこうした貢献が、企業の大事な社会貢献(CSR)として、見えない“intangible”、企業価値として評価されるのです。日本の企業もかなり貢献しているところもありますが、もっともっと必要です。


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