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2007年6月 8日 (金)

St. Petersburgからもう一度 - Palmisano IBM社長 と 張 トヨタ会長のイノベーション討論

5日の火曜日は満を持してHermitageに行きました。全てが素晴らしく豪華です。ピヨトル大帝が何もないこの場所に都を作るとご下命されたのが300年前。河口の湿地帯ですから、大変多くの方々が亡くなられたでしょう。冬は想像を絶する寒さでしょうし、悲惨ですね。この辺については、前回紹介したサイトと、出口さんのサイトをぜひご覧下さい。そういえばNapoleonのロシア進攻と敗退も、悲惨な物語でしたよね。

美術館は素晴らしいの一言に尽きます。入り口から階段をあがったところ(写真1)が特に素晴らしく、内部の床の大部分が木で造られているのもいいですね。当時はどんな暮らしをして、何をしていたのでしょう。庶民や農奴といわれる人達はどんな暮らしだったのでしょう。人口の構成もどんなものだったのか・・・。ここの展示品のほとんどが Heritageのサイトで見ることができます。サイトを見るとわかりますが、IBMの支援の大きさが窺えますね。ダヴィンチの絵は20枚もないと思いますが、ここには2つの有名な絵、「Litta Madonna」と「Benois Madonna」が対になって展示されています。見れば、あの絵だなとすぐ分かるものです。また、ルーベンスの「メデューサの頭」が特別展示されていました(これは撮影禁止でした)。マチスのコレクションも素晴らしかったです。これらの絵画は上記のwebsiteでご覧ください。ルーブルやヴァチカンもそうでしたが、大広間は当時の栄耀栄華が垣間見え、素晴らしいものでした。

いくつか写真をお見せしましょう(写真1~6)。小さなカメラで撮影したので少々見難いかもしれません。

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写真 1: Hermitageの入り口から上がったところ




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写真 2: ピヨトル大帝謁見の間





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写真 3: 大広間(1)





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写真 4: 大広間(2)





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写真 5: 将軍たちの絵





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写真 6: 広間






夜は、中庭で催されたIBMのレセプション(写真7、8)に参加しました。レセプションの後、白夜のHermitageで皆さん美術鑑賞をされていましたが、私は帰りました。夜中過ぎに帰ってこられた方も多かったようです。

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写真 7: Hermitageの中庭で一ツ橋ビジネススクール竹内教授(向かって右)と帝人の長島社長



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写真 8: 同じく中庭で左はConfederation of Indian Industry(CII)の元会長Mehtaさん、有本さん(右端)




翌日、今回のお目当てであるIBMのBusiness Leadership Forumに出席しました。会場は4日のコラムで紹介したロシア美術館の前にある、Philpharmonicコンサートホールで開催されました。まずPalmisano IBM社長(1991~93年の間、日本IBMに勤務されていらっしゃっいました)のWelcomeスピーチから始まり、ついでトヨタの張会長、その後、この2人が前回紹介した竹内さんの司会によって討論するというものでした。それぞれが45分程度の長丁場でしたが、とても充実した内容で、あっという間に2時間半が過ぎ、皆さん大満足でした。日本からも20人程度が参加しておられましたが、始めから演壇の上にいる3人のうち2人が日本人と、露出も高く、内容も非常に濃いものとなっており、嬉しかったです。特に張さんの質疑応答はとてもよかったです。最近はこのような場面は少なかったですし、皆さん元気が出た、というか自信が出た?のではないかと思いました。竹内さんの司会もとても上手で一級のエンターテイナーのようです。竹内さんは午前中に2つのパネルの司会を任されていました。高い信頼を得ているのですね。立派なものです。

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写真 9: 会場の前で、日本IBM大歳社長と有本さん、二人は大学で同級とか




この日はいろいろな方が出席されていて、皆さん素晴らしい方ばかりでした。AustraliaのTelstraやSpainのZARA(双方とも特徴のある企業ですね)の方や、Ms. Carlota PerezMs. Rosabeth Kantorのご両人は特に素晴らしかったです。主催がIBMなので、この辺もwebsiteに掲載されていると思います。

いくつか教訓的な言葉がありましたが、みな今度の「イノベーション25」に掲載されています。松坂大輔の言葉ではないですが、私にとっては「自信が確信になりました。」という言葉がぴったりです。しかし、これらが実践できるかどうかです。日本の問題はいつもここにあるのです。少なくとも、私のブログを訪ねてくれている方々なぜかお分かりですね?行動あるのみです。できない理由など聞きたくないですね。

夜は、ロシア民族博物館でレセプションがありました(写真10、11)。翌朝は、午前3時に起床。今、Frankfurt経由でVancouverに向かう機内でこれを書いています。

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写真 10: 民族博物館の会場の俯瞰してみたところ




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写真 11: 有本さんと台湾物理研究所所長の呉茂昆(Wu Maw-Kuen)先生


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