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2006年3月25日 (土)

「タテ社会」の見直しを

2月11日の毎日新聞「論点」に掲載されました。

 「タテ社会」の見直しを

ここのところ、ソウル大学のES細胞捏造事件をはじめとして、国内でも研究論文の不正疑惑が相次いでいます。日本学術会議では以前から研究者の行動規範を論じ、いくつかの提言を出していきました。

研究者の意図的な不正行為もあるでしょう。これは問題外です。しかし、そのような不正行為を一番わかっているのは内部の人です。若い人たちが教授に疑問を投げかけられますか?できないのであれば、なぜできないのでしょう?研究室や学内、また学会等は開かれた議論の「場」になっているでしょうか?そうでないのであれば、なぜでしょうか?

日本社会に特異的な問題がないか、これがまず一番の問題です。現在の日本の社会全体が抱えている問題も、そのような不正が行われる要因の1つになっているのではないでしょうか?企業でも役所でも、不正行為が明らかにされ、癒着などが後をたちません。なぜでしょうか?
皆さんもどこが問題なのか?なぜ問題なのかをしっかり考えてみてください。


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